ABOUT US北九州しねま研究会(北九州市民映画祭)について
北九州市の映画好き仲間が集まったボランティア組織。現在、老若男女約15人が活動中。
2000年、国際的権威のあるカンヌ国際映画祭で北九州市出身の映画監督・青山真治監督が国際批評家連盟賞とエキュニメック賞をダブル受賞した事をきっかけに北九州市の映画ファン有志一同で「青山真治 DIRECTOR’S DIRECTION」と題し、監督の凱旋上映会&トークを門司港ホテルにて企画開催。同上映会を企画・運営したメンバーにJ-COM北九州から声がかかり、2002年よりケーブルTV番組「シネマDE北九州」(2002.4~2007.9まで月2回放映)のボランティア制作を機に、北九州しねま研究会(任意団体)を立ち上げた。
以降、北九州市で上映機会のない映画の自主上映会や勉強会『しねま茶屋』やトーク企画を開催。これまでの主な企画は「映画『蕨野行』上映会と原作者・村田喜代子さん講演会」、北九州市戸畑区出身タナダユキ監督作品特集上映、「昭和20年8月9日。もしも小倉が晴れていたら」企画でのドキュメンタリー上映とトーク開催など。
2010年、「日・中・韓 東アジア文学フォーラムin北九州」開催をきっかけに、青山真治監督の呼びかけで、北九州市民映画祭を立ち上げ、映画祭や自主上映会、勉強会を不定期開催している。これらの活動は、コロナ禍で途絶えていたが、青山真治監督の追悼企画の機運が高まり、活動を再開することになった。
主な活動実績
会前身の活動:1995年、北九州映画サークル協議会にて、当時の若手メンバーを中心に『映画生誕100年記念シネマワンダーランド』をフォーレ原宿小倉ホールにて3日間開催。ゲスト:大林宣彦監督。同イベントをきっかけに北九州市在住大正生まれの移動映写技師 故・飯山庄之輔氏と親しくなり、移動映写に同行。九州の映画祭の人たちとの親交が始まる。
- 2000年
- 青山真治監督カンヌ国際映画祭受賞記念凱旋上映会開催(門司港ホテル)
- 2002年
- J-COM北九州『シネマDE北九州』番組制作・出演 ※2007年まで毎月2本制作
- 2003年
- 映画『蕨野行』上映会と村田喜代子さんトーク開催(井筒屋パステルホール)
- 2004年
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プロジェクトYゆふいんafterX』他1本上映会と監督トーク開催(松田楽器店2階)
月に一度の映画談議の会『しねま茶屋』をスタート(つじり茶屋)※2007年まで開催
- 2005年
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ぴあフィルムフェスティバルin北九州誘致・開催 ※2007年まで3年開。ゲスト多数
※代表者前職の経歴だが北九州しねま研究会スタッフが運営ボランティア参加したので掲載
『月とチェリー』『モル』上映とタナダユキ監督(戸畑出身)トーク(ラフォーレ原宿小倉)
タカダワタル追悼上映会『放送禁止歌』『タカダワタル的』上映会(ラフォーレ原宿小倉)
- 2008年
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『昭和20年8月9日。もしも小倉が晴れていたら』上映会&トーク(ヒューマンメディア財団マルチメディアホール)
超長編ドキュメンタリー『鉄西区』上映会開催(北九州市立百三十銀行ギャラリー)※ユニット開催
- 2009年
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小さなせかいのつむぎ方 8mm版「犬猫」上映会&井口奈巳監督トーク(ギャラリーSOAP)※ユニット開催
『昭和20年8月9日。もしも小倉が晴れていたら』上映会&トーク(国際村交流センター国際会議室)※ユニット開催
- 2010年
- 第1回北九州市民映画祭開催 イ・チャンドン監督&青山真治監督特集(小倉昭和館)
- 2012年
- 第2回北九州市民映画祭開催 キム・ギヨン監督特集(小倉昭和館)
- 2013年
- 第3回北九州市民映画祭開催 北九州市出身の映画人特集(小倉昭和館)
- 2014年
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第4回北九州市民映画祭開催 森崎東監督特集(小倉昭和館)
平成26年度 文化庁映画賞<文化記録映画部門>文化記録映画大賞受賞作『ある精肉店のはなし』
纐纈あや監督&撮影監督 大久保千津奈さんトーク(北九州まなびとESDステーション セミナールーム)
- 2015年
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『ラジウム・シティ 文字盤と放射線・知らされなかった少女たち』上映&トーク開催(ギャラリーSOAP)※爆音映画祭 in 福岡実行委員会と共同開催
第5回北九州市民映画祭開催 タナダユキ監督特集(小倉昭和館)
- 2016年
- 『SHARING』上映+篠崎誠監督トーク(GALLERY SOAP)※爆音映画祭 in 福岡実行委員会と共同開催
- 2017年
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葉山嘉樹原作映画『ある女工記』『セメント樽の中の手紙』上映+児玉公広監督トーク(小倉昭和館)
※代表者病気入院・療養、スタッフの転職(うち2人は映画業界に)により、会の活動は一時休止状態となる
- 2020年
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第6回北九州市民映画祭~アジアの空(小倉昭和館)が 東アジア文化都市 2020 北九州パートナーシップ事業に認定され開催を目指していたが、コロナ禍となり、協議のうえ断念。
- 2023年
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第6回北九州市民映画祭 青山真治監督特集(北九州市立美術館)
『青山真治クロニクルズ展」(北九州市立美術館)
長年の文化活動と地域貢献が認められ、一般社団法人ふくおかフィナンシャルグループ文化芸術財団、福岡銀行ふるさと振興基金の対象として助成金をいただきました。