北九州市民映画祭

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2023.12.2
【レポート】「青山真治クロニクルズ展」オープニングセレモニー・内覧会にとよた真帆氏がご来場しました!

 

 

映画監督・⻘⼭真治の世界観を紐解く初の展覧会「青山真治クロニクルズ展」が、北九州市立美術館分館にていよいよ開幕しました。

 

 

これを記念して、12月1日に開催されたオープニングセレモニーと内覧会にスペシャルゲストとして青山真治の夫人であり俳優の、とよた真帆氏が登場。
展覧会会場の入口メインボード前にて北九州市立美術館長の後小路雅弘氏、副館長の田上裕之氏ら4名と共にテープカットを行いました。また、北九州市市長の武内和久氏よりビデオメッセージも贈られました。

 

本展の発案当初から企画に協力してきたとよた真帆氏。

「こんなに素晴らしい展覧会を地元・北九州で開いてくださることを、大変光栄に思っています。」と開催に至った喜びを語りました。

 

 

「青山が亡くなってから行われた展覧会や映画上映などで折を見て、ふと青山を感じる瞬間があります。特に「声を届ける会」のときは強く感じていました。そのようなときは青山にヒントをもらったり、次にどうしたらいいかを質問する癖がつきました。この会場にも、きっと青山はずっといると思います。」

 

また、展覧会を鑑賞して「青山の作品の断片を観ながら、青山の愛した北九州、映画、仲間たち、スタッフ、映画を支持した方たちの愛とともに、青山真治を感じていただけたら幸いです。」とコメント。

 

北九州市長の武内氏は「青山監督は地元門司を舞台にした『Helpless』、カンヌ国際映画祭で絶賛された『EUREKA』をはじめ数々の名作を世に生み出した日本が誇る映画監督です。この展覧会を通じて郷土の宝、青山真治監督をより多くの皆様に再認識していただきたい。」とビデオレターで祝辞の言葉が贈られました。

 

青山真治監督の企画展を北九州で開催する会実行委員会会長の吉武あゆみ氏は、長年の恩返しを含めて本展を企画し、「亡くなる直前まで次回作の準備をしていた監督の熱量を今、北九州から伝えないといけないという思いに駆られた。誰もが、まだそこにいる監督の存在を感じながら企画にあたった数ヶ月だった。」と涙ながらに語りました。

 

最後に、司会の掛け声とともに晴れ晴れしくテープカットが行われ、オープニングセレモニーを締めくくりました。

 

 

また、会場の様子もお届けします。

 

 


 

青山真治クロニクルズ展 概要

 

会期2023年12月2日(土)〜12月17日(日)10:00〜18:00(入館は17:30まで)※会期中無休

会場北九州市立美術館分館(北九州市小倉北区室町1丁目1番1号 リバーウォーク北九州5階)

入場料:一般1,300円、 高大生800円、小中生600円、シニア1,000円(65歳以上の方)

※上記料金は税込価格です。※団体割引はございません。

https://kitaqcinema.com/2023/10/17/shinjiaoyama-chronicles/

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