「青山真治クロニクルズ展」にて会期中、ゲストを招いたギャラリートークを開催します。
会期初日の12月2日(土)は、女優・とよた真帆氏が登壇し、計2回・各回30分間のトークを行います。
12月10日(日)は美術デザイナーの清水剛氏、司会に青山組で共同脚本、記録、プロデューサーなど、多岐にわたる役割を務めてきた佐藤公美氏が登壇いたします。
12月16日(土)はゲストに俳優の斉藤陽一郎氏、三宅唱監督、青山組常連スタッフの佐藤公美氏(brandish)をお招きしてトークを行います!
青山が生み出した作品資料や青山邸にあった数々の品が展示された空間で語られるトークにご注目ください。(その他ゲストによるトーク日程は後日ウェブサイト及びSNSにて告知いたします。)
※事前予約不要、参加費無料(要入場チケット)
※参加ご希望の方は、北九州市立美術館分館5階会場入り口にお集まりください。
日程:12月16日(土)
時間:13:00〜(約50分)
ゲスト:斉藤陽一郎氏、三宅唱氏、佐藤公美氏
斉藤陽一郎(さいとう・よういちろう)
1994年篠原哲雄監督作品「YOUNG & FINE」のオーディションにて主役に抜擢され役者の道へ進む。青山真治監督作品「教科書にないッ!」に出演し,以降青山真治監督の殆どの作品に出演。同監督作品「Helpless」にてスクリーンデビューし「EUREKA」「サッド ヴァケイション」と北九州三部作に出演。「軒下のならず者みたいに」では主役を演じる。
三宅唱(みやけ・しょう)
1984年北海道生まれ。主な監督作に『ケイコ 目を澄ませて』『きみの鳥はうたえる』など。最新作は『夜明けのすべて』。
佐藤公美(さとう・くみ)
立教大学卒業後、『Helpless』(96/青山真治監督)『SHADY GROVE』(99)『EUREKA』(00)ほか多くの青山作品でスクリプター・共同脚本・プロデューサー等を務め現場を支える。『路地へ 中上健次の残したフィルム』(01) 『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(05)『接吻』(08/万田邦敏監督)『共喰い』(13)『生きてるだけで、愛』(18/関根光才監督)など。
日程:12月10日(日)
時間:14:00〜14:30(30分)
ゲスト:清水剛氏(美術デザイナー)、司会:佐藤公美氏
清水剛(しみず・たけし)
1960年生まれ、神奈川県出身。『東京上空いらっしゃいませ』(90/相米慎二監督)、『八月の狂詩曲』(91/黒澤明監督)などの美術助手を経て、『電影少女 VIDEO GIRL AI』(91/金田龍監督)で美術デザイナーとしてデビュー。代表作に『地獄の警備員』(92/黒沢清監督)、『催眠』(99/落合正幸監督)、『ウォーターボーイズ』(01/矢口史靖監督)、『笑の大学』 (04/星護監督)、『ローレライ』(05/樋口真嗣監督)、『バブルへGO!!タイムシンはドラム式』(07/馬場康夫監督)、『私は貝になりたい』(08/福澤克雄監督)、『BRAVE HEARTS 海猿』 (12/羽住英一郎監督)、『リアル〜完全なる首長竜の日〜』(13/黒沢清監督)、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(15/樋口真嗣監督)、『ひそひそ星』(16/園子温監督)、『最初の晩餐』(19/常盤司郎監督)、『マチネの終わりに』(19/西谷弘監督)、『沈黙のパレード』(22/西谷弘監督)、『リボルバー・リリー』(23/行定勲監督)など。
青山真治監督とは『冷たい血』(97)でタッグを組んで以降、『SHADY GROVE』(99)、『EUREKA』(00)、『サッド ヴァケイション』(07)、『東京公園』(11)、『共喰い』(13)、『空に住む』(20)など、ほぼ全ての作品でデザイナーを務める。
日程:12月2日(土)
時間:①11:00~、②14:00~ 計2回(各回30分を予定)
ゲスト:とよた真帆氏、司会:吉武あゆみ氏(1回目)、内門博氏(2回目)
とよた真帆(とよた・まほ)
1967年東京都生まれ
高校在学中にモデルデビューしパリコレクション等にも出演。1989年には女優デビュー。以降多数のドラマや映画、舞台等に出演。また芸術の造詣が深く絵画の個展を開き京友禅の絵師として着物のデザインを手がける。家具などの木工、手芸もこなし、DIY番組を持つ等、趣味の域を超えた活動を展開。
主な青山作品出演作:
映画『月の砂漠』(01)『サッド ヴァケイション』(07)、
テレビ『贖罪の奏鳴曲』WOWOW(15)、舞台『私のなかの悪魔』(13)『フェードル』(15)
「⻘⼭真治クロニクルズ展」についてはこちらをご覧ください。